伝統派空手道四大流派の一つ和道流を開き
近代空手の礎を築いた大塚博紀の秘蔵映像発掘! 沖縄伝来の空手の技を分解・研究。神道揚心流柔術および古武術にその要点を導入し、組手形や試合などの形式を創案。本土における空手道の普及発展に努めた長年の功績を讃えられ、空手道初代名人位・十段位を授与された大塚博紀。 その生誕120周年を記念して、大塚博紀2代宗家・最高師範が保存していた古フィルムを初公開。そして、2代宗家および大塚和孝3代宗家が語る初代宗家の思い出と和道流の極意。 連綿と受け継がれてきた貴重な武道遺産を後世に伝え残す永久保存版DVD。 収録時間:73分 カラー 英語字幕 音声:ステレオ リージョン:ALL 出演: 大塚博紀(OTSUKA Hironori) 1892(明治25)年、茨城県下館市生まれ。1897年、母方の大叔父であり旧土浦藩の武術師範であった江橋長次郎に入門し柔術を学ぶ。1905年、茨城県立旧制下妻中学に入学。剣術師範でもあった中山辰三郎に師事、神道揚心流柔術を学ぶ。1920(大正9)年、免許皆伝を允許され、神道揚心流柔術第四世を継承。1923年7月、船越義珍を訪ね空手の修業を開始。熱心に修行を続け、入門から1年半余りでほとんどの形を習得する。空手術を分解研究し、その要点を神道揚心流柔術および古武術に導入。組手形、試合、居捕、立合、短刀捕、真剣白刃捕などを創案体系化した。1928(昭和4)年、和道流空手道、和道流柔術拳法の技法理念を完成させ、日本古武術振興会創立とともに和道流空手術として入会。1934(昭和9)年5月1日、現在の和道流空手道連盟へと受け継がれる大日本空手道倶楽部を設立。1944年、大日本武徳会より空手道主席師範に任命される。1972年10月、国際武道院・国際武道連盟・総裁大勲位東久邇稔彦殿下より空手道初代名人位・十段位を授与される。1982年1月29日、逝去。享年90歳。 収録内容: 初代宗家 大塚博紀秘蔵映像 Founder's Tresured Films 1970年アメリカ・ナッシュビル遠征指導 1972年空手道初代名人位十段位授与式記念演武 1975年第6回国際武道院大会 1979年第2回全日本古武道演武大会 1980年第16回米寿記念全国大会 基本:跳び込み流し突き 形:平安初段~五段/公相君/セイシャン/チントウ/ナイハンチ 基本組手:裏の形・組手形 短刀捕り/真剣白刃捕り 2代宗家 大塚博紀 秘蔵映像 2nd Generation Soke's Tresured Films 1980年第3回全日本古武道演武大会 インタビュー Interviews 大塚博紀(2代宗家/最高師範) 大塚和孝(3代宗家/総本部道場館長)
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