空手をはじめ、日本の古武術、中国武術など様々な武道の動きを研究し、そこに隠された本質を探り出してひとつひとつ実践。30年以上にわたる、自らの徹底した検証によって得られた理論を、再構築して構成されたのが自成武道である。
年齢を重ねることによって使うことができなくなるのではなく、高齢になってもなお、修練によってより強くなることができる画期的武道理論。 収録時間:92分 カラー 音声:ステレオ リージョン:ALL 出演: 時津賢児(ときつけんじ) 1947年、山口県出身。高校時代から空手を始め、一橋大学進学後、本格的な修行の道に入る。1971年、一橋大学社会学部を卒業し、フランス・パリに渡る。空手修行に励むと共に、文武両道の人生を築くことを目標とする。1974年、パリ第五大学社会学部修士課程修了。1982年、同博士課程修了。1994年、フランス国立大学における助教授資格を得、パリ大学ソルボンヌ文化人類学研究所研究員となる。1983年、既成の空手に飽きたらず、自ら小林門空手道を創設。伝統的な空手の稽古体系に疑問を呈し、自ら検証することによって、物理的、身体生理学的に理にかなった、新たな理論を構築してきた。その過程で中国拳法、さらには剣道の理合いをも取り入れ、1997年、「自ら成す武によって自らを成す」という意味を込めて自成道と名付ける。ヨーロッパを中心に、世界各地に多数の弟子を持ち、精力的な指導を行っている。
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